創始者の想い
研究・研修は教育者の命です
NPO. I.M.そろばん
創始者 荒木 碩哉
NPO. I.M.そろばん
前理事長 荒木 光
私たち教育者は、日々、自分自身の内にあるものを生かして仕事をしているといえます。
ここでいう“内なる自分”とは、珠算教育に直接関係する知識や技術はもちろん、教育全般に関する学び、人生経験の中で培ってきた姿勢や考え方などを含むものです。
そうしたものを子どもたちに伝えながら、教育にあたっているのです。
しかし、それらは日々の実践の中で使われていくものでもあります。使い続ける以上、常に補い、高めていかなければなりません。
そうした積み重ねがなければ、よりよい教育を続けていくことは難しくなります。
この場合の補充にあたるものが、研究・研修であるといえます。
つまり、珠算教育者である限り、常に研究・研修を重ねていく姿勢が大切なのです。
これまでの指導法を大切にしながらも、それだけが最善であると決めつけず、また、自分の考えた指導法に自信を持ちながらも、他の考え方や実践にも学ぼうとする姿勢が求められます。
珠算に携わる者にとって、研究・研修を続けることは、教育者として歩み続けるうえで欠かせないことだと思います。
研修はどちらかといえば受動的な学びであり、研究はどちらかといえば能動的な学びであるといえます。
自ら積極的に研究することは、教育者にとって非常に大切です。同時に、受動的な面をもつ研修もまた大切なものです。
日々子どもたちと向き合っている教育者は、ともすれば自分の考えに偏ってしまうことがあります。
子どもたちから多くを学ぶことも大切ですし、また、他の人々の考え方や実践から謙虚に学ぶことも非常に大切です。
他の先生方の研究発表を聞いたときに、「それくらいのことなら分かっている」「自分にはもっとよい考えがある」と受け止めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、他の人の研究発表の中にある良い点を見いだせなければ、自分の研究と結び付けてさらに発展させることは難しいでしょう。
多くの人々とともに自らの研究を高めていくことは、“内なる自分”を量的にも質的にも豊かにしていくことにつながるのです。
私は、日本が世界に誇る「そろばん文化」を二十一世紀の担い手たちに伝えていくために、これからの時代にふさわしい珠算教育の在り方を常々考えてまいりました。
グローバルそろばんインスティチュート(I.M.そろばん)は、そうした思いに応えてくれる存在であると感じています。
このN.P.O.の大きな特徴は、先生方一人ひとりの学びを大切にしていることです。学びたいという思いをもつ先生方であれば、どなたでも入会することができます。
多くの仲間とともに、珠算教育者としての質をより一層高めるために、一緒に学んでいきましょう。